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blazeの部屋

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その2『天体観測』 


おそらく、多くの人がこの曲をご存知のことと思われます
人それぞれ曲の受け取り方は違いますが、これは友情の唄だそうです
恋人を想って歌ったのではなく、友達を想った唄のようです

友達と天体観測の約束をした主人公は午前2時に約束をします
『君』は天体観測に慣れていないせいか、大げさな荷物を背負ってきます
まだ幼い二人は深い闇に怯えてしまいます
そんな中で主人公は自分のことで精一杯です
天体観測と闇と戦うことで
『君』もそんな感じだったんだと思います

普段、見ることのできないたくさんの星に感動するわけです
明日や未来のことなんて考える暇もないくらいに
それだけ、『君』と天体観測している時間が大切だったってことですね

時は経って『君』とは合えなくなってしまったのでしょうか
あの時、手を握ってやれなかったせいでだと思われます
少なくとも主人公はそう思ってるようです
どういう理由かはわかりませんが『君』とは会えなくなってしまった
それは主人公にとっては痛みでしかないんですよ
その痛みは忘れることなく今も存在してるんですよ

でも、天体観測をしていた瞬間が忘れられなくて
あの楽しかった天体観測をもう一度やりたくて
一人でも望遠鏡を担いで行ってしまうわけです

成長するにつれていろんな物事を理解し、感じていくことができます
昔ではわからなかったことも今はわかる
それはおもしろいことであったり、感動することであったりするんです

そういうことも『君』に伝えたい
こんなに楽しいこと、おもしろいこと、すばらしいことがあるんだ、と
だから宛名の無い手紙が崩れるほどたまってしまうんですよ

でも、一番伝えたいことは…
自分は元気だということ、心配事もないということ
このことはひょっとしたら嘘かもしれない
『君』がいなくなって元気もなくなってるかもしれないし
心配事だらけなのかもしれないのではないでしょうか
それでも『君』に心配をかけたくないからそういうことを宛名の無い手紙書いてしまうんだと思います

予報はずれの雨に打たれて泣き出しそうな『君』を励ますことのできなかったことを今も思い出してしまう
そんなことを見えていたのに、わかっていたのに何もできなかった
ただ、帰り道を走って帰ることしかできなかった
主人公は『君』に何もできなかったことを今でも悔やんでいるんです

でも、その後悔が今の自分を支えている
その後悔があるから今でも『君』を待つことができる

前と同じ午前2時にフミキリまで行って
そこに『君』が来なくても天体観測をする
そこに『君』がいなくても楽しかった思い出があれば『君』はそこにいる

こんな感じだと思います
まったく見解になってませんが(´Д`;)
ホントにすみません

僕はバンプの中で数曲、思い入れの深い曲というのがあります
「バンプ好きへの100の質問」でも述べたとおり、ロストマンへの思い入れはすべての曲の中でも一番です

話が逸れましたが、この天体観測もそんな曲の中の一つです


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